マンションでは自分が注意していてもお隣の不注意で火災にあう場合があります。そんな時、お隣の火があなたや家族の命を守ってくれるのは、住戸と住戸を間仕切る界壁です。
今日は吉野石膏A-2000・WⅠという耐火遮音壁をご紹介します。
これです、
工事現場ではよく見かける工法で、
メリットとしては建築物全体の重量をコンクリートの壁に比べて軽く出来、梁や柱の構造断面が小さく出来る、
コンクリートを越えた遮音性能がある、
耐火性能は建築基準法に規定する1時間耐火
集合住宅などでは将来的に界壁を取り除いて部屋を一体化するよう造り替えしても構造部に影響を与えないため空間設計の自由度がある。
といったことがあげられます。
巾75㎜のランナーにW65スタットを千鳥に(1本おきにずらして)配置します。
躯体と石膏ボードが取合う部分にはロックフェルトと貼付け
グラスウールt50㎜、24㎏/㎥ を真ん中に充填
下張り(1枚目)に強化石膏ボード21㎜を張り、四周をUタイト(耐火コーキング)を充填
上張り(2枚目)に硬質石膏ボード スーパーハード9.5㎜を張り、
四周を ジプタイト or Uタイト で充填して完了です。
弊社では耐火遮音壁を設ける現場には、指導・監督等としてメーカーが実施する技術研修を修了した者を選任して工事を行っておりますので、
安心して、ご依頼のお電話ください。